洞庭碧螺春の産地

洞庭碧螺春 ピーロウチュン

日本で売られている中国緑茶として親しまれている碧螺春。
販売価格はお求め安い品もありますが、産地の江蘇省のおひざもと上海の良い店ではかなり高額な品もあります。
現地でもあまり安い品は碧螺春らしい淡くやさしく風味ではないようです。すべての中国の緑茶と同じように新鮮なほうが味・香り・色とも清清しいです。
洞庭碧螺春 茶葉
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洞庭碧螺春2

洞庭碧螺春1
茶葉はきれいでしっかりとしています。
クシャッとした薄いものは風味も薄っぺらです。

洞庭碧螺春

左の茶葉とその下のグラスの淹れたあと湯にもどった茶葉の画像が今回入荷の碧螺春です。茶葉を手にしますとツルツル、スベスベとしてコロコロした感触があります。

80℃を超えない温度で手でつかんで上投法で淹れます底に沈まず上に浮く茶葉があります。茶葉はくずれず、しっかりとしているので吸水に時間がかかるようです。

これより安いものは細かい茶葉がブレンドされ風味もピュアなところがなくなります。清清しい香りと風味とともに若草色のきれいな茶葉は観賞価値があって煎を増してもピュアな風味は持続します。

80℃を超えない温度で淹れますと春茶らしい甘みある柔らかい上品な味わいが持続します。いそいで高温で淹れてしますと甘みのある澄んだ風味は消えて硬い味になります。  

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洞庭碧螺春 50g 価格 -円
完売しました。

洞庭碧螺春 100g 価格 2858円
本体価格2646円/消費税212円


洞庭碧螺春 200g 価格 5080円
本体価格4704円/消費税376円


洞庭碧螺春2 洞庭碧螺春3
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洞庭碧螺春4

洞庭碧螺春

上品な香りは茶葉の入っている厚いビニルの上からでも香ります。ほのかに甘みをふくみ新鮮で爽やかで強く明るく陽性な香りです。

鼻をよせて香りを吸いますと胸の奥に清涼感があふれます。茶葉は細かく白っぽいものに黒っぽい群青色が混ざり緑がかった灰色に見えます。少量の緑も混ざります。

グラスの中に80℃くらいの温度の湯を用意して上投法で淹れてみますとサット底に沈み若草色に一部ヒスイのような美しい茶葉がひらきます。

風味は春茶らしく柔らかいですが清涼感がありコクのある旨みがあって芯のしっかりとした飽きのこない落ち着きがあります。煎も増しても風味は持続してゆったりと飲茶を楽しめます。
洞庭碧螺春 25g 価格 1350円
本体価格1250円/消費税100円
完売しました。

洞庭碧螺春 50g 価格 2398円
本体価格2220円/消費税178円


洞庭碧螺春 100g 価格 4380円
本体価格4055円/消費税325円


碧螺春の作られる様子

洞庭碧螺春 芽
碧螺春の新芽
洞庭碧螺春 茶摘み
大勢の茶農が工場へ順番にならんで取れたての碧螺春の新芽を持ち込みます。
洞庭碧螺春 製茶
女性の作業員が新鮮な茶葉を選び出しています。
とても柔らかい葉で熟練の技が必要でしょう。
洞庭碧螺春 茶芽
この画像の碧螺春は最高級のもので全て単芽です。
次の工程は長さの等しい芽をさらに選びだします。
全工程が100%手作業です。
洞庭碧螺春 焙煎
午前中の新鮮な芽の選別を終えて、午後2〜3時に焙煎を始めて、
翌日の午前2〜3時頃には完了します。
繊細な碧螺春の焙煎は神秘的です。画像は二日前に完成した碧螺春。

洞庭碧螺春 ピーロウチュンのご紹介

洞庭碧螺春はとても特徴のある中国の緑茶です。
葉の色とかたち、香り、風味とも他の中国にない独特なあじわいがあります。
明るい青緑の茶葉は早春に摘んだものが最良とされます。

碧螺春の産地は江蘇呉県太湖洞庭山で。洞庭は東西両山に分かれて洞庭東山は一艘の船が太湖に半島のように突き出ています。洞庭西山はひとつの島のようにそびえたっています。
両山の気候は温暖で年平均気候15.5〜16.5℃、年降雨量1200〜1500ミリ、太湖の水面は水蒸気が上がり霧がかかる時間はながく、空気に湿度があって土壌は弱酸性です。
土壌は性質はやわらかく、ほぐれていて茶樹の生育に適しよく成長します。

洞庭碧螺春の産地は中国で著名な茶果間栽培地です。
茶樹と李・杏・梅・柿・ミカン・銀杏・ザクロなどの果樹と交互に植えて栽培しています。茶樹を霜や雪から屏風のように守り陽射しを調節します。
茶樹と果樹の葉や根は互いに交差して茶樹は果樹の香りを吸収して、茶葉は天然の花の香りがつけられます。
春分〜明前にとれてたものが最も貴重です。
お茶は10℃以下に冷蔵すれば風味は長持ちします。

碧螺春は中国の大都市とマカオ・オーストラリアで良く売れ、アメリカ・ドイツ・ベルギー・シンガポールなどの国へ輸出されます。
 

碧螺春の飲み方「上投法」

高級な碧螺春を味わうことはとても情緒があります。
どんな茶器でもOKですが耐熱グラスが適当で、まずグラスを熱湯で温めてその湯を流します。

それからグラスに80〜85℃の湯を注ぎます。
ひとつかみの碧螺春の茶葉をつまんで入れればOK
とっても簡単です。高温を避けるのがポイントで高温で淹れますと苦味が出ます。

碧螺春がグラスに入ればすぐに底に沈み清清しい香りがただよいます。
グラスの底の美しい緑色の茶葉を鑑賞しながら味わうのと香りを楽しむ意味でも耐熱グラスが適当です。
縦長のグラスが似合います。
洞庭碧螺春 上投法

洞庭碧螺春 上投法2

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