中国茶・相高茶荘の店長日記 トップページへ

02年11月01日(金)             
 今日は中国語教室の日です。中国農業科学院茶業研究所の程先生に送る書類を中国語の先生に見てもらう為に必死で修正する。
中国語の勉強を始めて8年になりますが、週に1回行ったり行かなかったり、一年以上も休むこともあって、ほとんど上達しない。でも、知り合いの中国人と結婚している女性は夫婦での会話は中国語なのに、添削の依頼をしますと難しいと言われました。中国語は会話ができても作文が出来なかったり、またその逆もあるそうで、日本人にとってなかなか難しいものです。
けっきょく修正が終わった頃には今日の授業の時間も間に合いませんでした。先生ごめんなさい。
中国へ行けば教えて貰えますが、たまにはイイトコ見せると一目置かれるのです。
茶芸館に行った時に小姐の茶芸をビデオに撮るためにビデオの撮り扱い説明書を用意の時間がなく準備できませんでした。できれば現地の人に借りようと好い気な事を考えてしまう。
明日,ミドリでコピーを貰えるかなと、のんきなことを考えている店長でした。

02年11月02(土)
 今晩は中国へ渡航の為に夜行バスで東京へ向けて出発します。今までは関空しか使ったことがなく、成田は初めてです。
ネットで連絡鉄道の時刻を調べましたが東京駅から特急で1時間と関空と似ており、上海の虹橋空港が歩いて街中のホテルへ行けるのと違い、空港は軍用施設のようで温かみが感じられない。
中国へ行くときは空港が機内から見えたときに何ともいえない親近感が感じられるのは私だけだろうか?
 朝から準備に忙しかったが、最初に取り掛かったのがペットの留守中対策です。
我が家は金魚、「日本Web らんちゅう会」の頒布魚で血統の確かな魚です。
茶館を開店した時には福建省の茶館が立派な水槽を置いているように金魚を置ければと考えているのです。
 今の時刻は17:10です。出発まで2時間しか有りません。ほとんど準備が終わっておりません。それではこのへんで失礼します。

02年11月03(日)
 昨夜は京都より夜行バスに乗りました。いつもは大阪から出発しますが週末はいつも満席で
東京へ早朝の到着するには京都からの便しか有りませんでした。
新しい京都駅はとても綺麗でした。夜行バスの乗り場も広々として駅の出口正面で綺麗で便利でした。
しかし、ガムを買うために売店を探してやっとコンビ二を見付けましたが遠いし、人がいっぱい並んでいました。
大阪駅の整備もそろそろ考える時期かなと思いました。
 定刻6時に東京駅に到着する。成田エキスプレスののりばを捜すも遠い、かなり深い地下に有り、
来た列車はまるで装甲車、車内も飛行機の様に網棚がボックス状で狭苦しい。
デザインを考えた網棚のほうが良かったかなと感じました。
特急料金1800いくらは高い、約1時間で成田空港へ到着し二歳の子を祖父母や叔父さん、叔母さん、従兄弟のいる中国へ連れて行く為に引き取る。この時間に間に合うように朝起きるのは大変かと思いきや、パパと飛行機に乗ると言うとすぐ起きたそうだ。
搭乗手続きから搭乗までは関空と同じようなものだが、歩く歩道は単調で変な感じ、登場口付近にこどもの遊び場が有るのはとても親切だと思いました。長い時間を待つのはこどもを連れていると大変なのです。
日本ではあまり見かけないですが、空港はこどもにとって一時的にせよ悲しい別れの場となる事が有るのです。
 定刻9時半に厦門へ向けて離陸し30分遅れて約5時間かかり、現地に13時半に到着する。
上海経由だと、上海から福州長楽国際空港までの乗り換えの手間と飛行の遅れによる乗り継ぎの失敗の危険もあり、日本人はほとんどいないが厦門への直行便は日本人は多い。
空港内の「コンベア=どこも同じ」で荷物を回収し、出口まで行くと二歳の子の叔母が歩み寄って抱きしめる。
中国人は兄弟の事を自分のことの様に感じる、心が温かい。
空港のすぐそばのラーメン店で海老入りラーメンをご馳走になる。店内の水槽には活きの良い海老・蟹・魚が泳いでおり、この空港もとても温かみのある空港だ。今から中国の時間が始まります。
長くなりましたので今日はこのへんで…

02年11月04(月)
 朝は薛さんに喫茶店でコーヒーと「サンミンツー=サンドイッチ」をご馳走になる。
数年前はコーヒーの店など皆無で、2年くらい前でも好まない人が多かった。最近はコーヒーが流行しているが、早朝のモーニングは少ない。
コーヒーが45元(二人分)、サンドイッチが28元合わせて73元は低所得の労働者なら3日分の収入にあたります。中国では外食や完成した惣菜は市場で買う食材に較べてとても割高に感じる。45元は日本円で約670円にあたり、コーヒーは日本より高いのには驚くことがあります。昼食は林家にて頂くことになる。久しぶりに「アヒルのスープ」をいただく、福建省ではアヒルは血圧を上げないので鶏より価値が高く、必ず野生のものを水を一滴も使わないでスープを作ります。生きたアヒルを料理するのはたいへんな仕事と思います。栄養たっぷりの愛情の表現なのです。林家は当店スタッフの林小靖の実家で、最近はいつもお世話になっています。福建省に来るのはもう5年以上になりますが、ホテルに泊まったことは無く,すべて一般家庭に泊まりました。福建省の中流家庭では大家族の雰囲気がまだ残っており、一ヶ月くらい泊まっていって下さいと挨拶されることがあり、日本とのスケールの違いを感じることがあります。その後、福建省相高茶荘に行き総経理の林文さんに会って茶の仕入れ付いての打合せをする。明日早朝よりバスで福州まで行くことになりました。林文さんは新しく茶荘と茶館を一軒ずつオープンしておられ、新しい茶館にて中国茶教室で使う茶芸のビデオ撮影をする。小姐たちはとても素直で協力的でした。残念な事に音声が入っていなかった様です。この茶館は林文さんの意匠なので、福建省相高街茶芸館と似たところが有りますがかなり大きく洋風のデザインを取り入れています。また画像をアップします。では明日は茶の買付けの模様を日記にします。

02年11月05(火)
 昨日と同じ喫茶店で薛さんにコーヒーとサンドイッチをご馳走になり、すぐ林さんと三人でバスのターミナルまで行きましたが、そこで林さんの友人と知り合いのタクシーの運転手に会ったので、タクシーを終日借りきる事にし、四人で福州まで行くことにしました。
 タクシーが高速道路を軽快に走り、今日は早く福州まで行けそうだと思いきや、途中の料金支払所は車でいっぱい。なんとスピード違反の車が留められていたのです。当車も御用、途中パトカーが道路脇に止まっていたのが変だとは思ったが、福建省の田舎町では法律の面では賛否両論が有りますが、かつてはおおらかなところが有りましたが、最近は警察幹部の交代等が行われクリーンな街にする様に見えます。
昨年などは空港からこの町まで信号なしだったが、今年は町に信号もいくつか出来て単車はヘルメットを着用し、道路は混線の通行から左右秩序だった通行に変わっていました。
 数年前は今のベトナムあたりの道路の様にオートバイが入り乱れヘルメットなしで走っており、二人乗り、三人乗りでタクシー代わりに使ったのが昔の思い出になったようです。
 福州に着いた時は11時をまわっていたので水槽に新鮮な魚介類がたくさん陳列してあり、好きな物を選んで料理してもらえる立派な海鮮レストランに行きました。
 料理はとてもおいしい、その内容は書きたいですがとてもたくさんで書き切れません。またの機会に…
途中、林文さんの知り合いの白人女性を連れた三人がゲストに招待されました。ちゃんと箸を使ってたべている。
インターネット関係の仕事仲間だそうだ。中国人は何足もの草鞋を履く人が多い。
 いよいよ今回の目当て、作家物の茶壺の仕入れに行く、良い品を置いている店に寄ると店の奥へ通される。
そこは一般の客が入らないスペースで、鍵の掛かったロッカーの中に陳列されて居る物も有ります。
適当な物を二十個ほど選び価格の交渉に入るがそこで決めずに何軒か廻り、相見積もりのようにしてさらに品物を絞り込み、三十個余りの茶壺を仕入れる。
作家作品は一般の茶壺と異なり、証明書と品物との照合に時間がかかる。
店によっては証明書の保管がラフなところがあって鑑定がしにくい。
次に茶葉の仕入れにかかる、今回の収穫は上質は祁門紅茶・良い値で仕入れられた安渓烏龍茶・四季春高山茶・茉莉花茶などだろう、茉莉花茶は複雑な名称があり前回の品を捜し難かったが思わぬ品が手に入った。
鉄観音は高値だったが店舗用に高級品を仕入れた。
茶葉は各店専門の茶葉を扱っており、前回良かった店でも今回良くなければ他店を捜さねばならない。
場合によっては車を使った移動も有ります。
各店での茶葉の詰め込み、そして搬入には時間がかかり同時進行で数人がかりの仕事です。
最終は一箇所に集めて茶器とともに梱包し外貿公司の人にに来ていただき、空港までトラックで輸送となります。
いつも彼らの働きには頭が下がります。
店ではよく会う人もでてくるので中国語の勉強は続けたいと思う。
日本人で買いに来た人がいると店の人が言うので、よく聞いてみると留学生の華僑だそうだ。
その人は福建省の人で、このような地方都市は地元の人でないと不便だと思う。

02年11月06(水)
 今朝のコーヒーは別の店に行く、近くのホテルでコーヒーは18元〜22元と、きのうの喫茶店と同じくらいの値段ですがこちらの方がうまい。
午前中は荷造りをする。林さんのお母さんから海苔と干した果実のお土産をいただき、なんとかダンボールとカバンに収納する。この果物は生だと日本の空港で没収となるがドライフルーツだとOKです。
中国茶教室や喫茶のお茶請けに楽しみです。
昼食は林家の人々と近くのレストランで食事となり、ドアの文字が「いらしゃいませ」と日本語で書かれています。
寿司や牛丼も注文できるが日本円に換算して同じくらいの価格だが倍くらいの量がある。
 以前、ここで寿司を食べたことがあるが飯の温かいのに違和感を感じた。
中国人は冷たい食べ物が嫌いなせいだろう。焼肉店など日本人の接待や日本帰りの中国人をあてこんだ日本料理の店が最近目に付くようになっていますが味はもうすこし、現地の料理でうまいものが良い。
 新店舗に飾る絵を買うために街を歩くと絵画や装飾品の新しい店が増えている。
 商品の内容も以前は水墨画がほとんどでしたが、洋画やハイカラな装飾品のほうが多くなっている。
時間がないので5枚だけ額縁の水墨画を仕入れる。次回に良いものを仕入れたい。
 スーパーもかなり本格化してなにやら風情が無くなったように感じる(ネギリの交渉…)、レジを出た後にレシートと袋の中身のチェックがあるのは日本と違う。
夕食も美味しかったですが食べ物の話はいくらでも長くなりますので、このへんで。
02年11月07(木)
 昨夜の四川料理の店では円卓を囲んだ四川省出身の人達が大きな声を出して、ジャンケンのようなことをして、負けた人が酒を飲んでいました。福建省は四川省出身の出稼ぎの人が多い。
今日は成田へ向けて出発です。朝はパンと牛乳を部屋でいただく、菓子パンは甘すぎる。
パック入りの牛乳で中和する。けっこううまい、5〜6年前は乳製品は期待できず、豆乳の時代だったが、
今は日本を離れていることを忘れる事が有る。8時に車で厦門高崎国際空港へむけて出発する。
約2時間半かかるが途中の高速道路は道路脇の緑が良く整備されて美しい。
高架と違い、補修も取り壊しも無いから、未来への資産となるだろう。
厦門の空港はJALがある。働いている人は中国人だが皆日本語を話し、良く訓練されていて日本以上のハイクラスの応対をする。
12時35分に離陸し、機内では久しぶりの日経を読む。
何度も読み返すのは正直、内容の面白くないのを感じるからだろう。
 昨夜、2歳の子が天井の高い広い部屋で車のおもちゃに乗ってアイパパ、アイママ、アイポポ(おばあちゃん)、愛琴琴(おばさん)と大きな声を出して、すっかり顔色が良く元気になったことは良かったと思う。
成田に着いたのは7時35分、今夜も大阪への夜行バスになるだろう。

02年11月08(金)
 成田でのチェックは簡単でした。要関税の出口にならんでいたのに茶器と茶葉という会話だけでフリーパスとなりました。実に気持ちイイ、関空は厳しすぎるのではと思います。利用客あっての空港なので、東京の空港増設で客を取られるのも無理もない。
 昨夜に深夜バスに乗り、少しは眠れたようです。しかし名神高速の通行止めにあい遅延し、また大阪で朝の渋滞にあい大阪駅からの電車は朝のラッシュ時です。
荷物は一部は成田から宅配で送ったものの、満員電車に大荷物は大変でした。家に着いた時は10時を過ぎました。まずペットの金魚の様子を見る。調子は良さそう、水も今日はまだ大丈夫、明日の水替え用にタンクにホースで水を入れる。その後パソコンに向かい、メールを見るとイッパイ。
 大阪産業創造館の宿題の督促に取り掛かる。今日はこれで終わりそうだ。

02年11月09(土) 
昼頃に成田からの荷物が宅配で届きました。さっそく中をあけてみる。
まず、お土産を取り出す。海苔と干した果物だ。干した果物は煎茶の教室でお茶請けに出そう。
東京で飲食店をやっている人へのお土産は龍井茶と苦丁茶にコップ形の茶器ダンボールで梱包し今日中に宅配で出すようにする。
 ペットの金魚の水替えをする。あっ…ペットで思い出した。中国でお世話になった家には竹の鳥かごの中で美しい声で鳥が鳴いていました。あの自然な鳥かごがとてもステキに見えました。
装飾の物は日本でもよく見かけますが本物はステキです。
鳥の方は通関で問題かもしれませんが、あの鳥かごは今度行った時にバラシて持ち帰ろうと思います。

02年11月10(日)
 朝寝をしてしまう。初冬の時期に福建省に行くと、かぜをひくことがよくあります。
というのも、日本は寒くなっているのに向こうは年が明けるまではとても暖かく、半そでや短パンの人を見かけたことが有るくらいです。
むこうで汗ばみ体がスッカリ緩んだ頃に日本の寒さに帰ってくるものですから、またかぜをひいたようです。
それに重い荷物を担いだせいか、体のあちこちが痛い。
庭のかたづけをしようと思っていたのですが、また来週と意思薄弱も健康第一を考えて、今日は休もう。

02年11月11(月)
 今日は檜垣さんに手伝ってもらい、茶館のテーブルの材料を2階の部屋まで搬入する日です。
一人ではとても持って上がれず、車のトランクの中と家の部屋に置いてあったのでやっとスッキリする。
狭山の駅に檜垣さんを車で迎えに行き、一緒に店の前に来る。一階のカラオケの店長さんに挨拶をすると、ご主人さんが印刷の仕事をされているとの事で、ビラ配りでは心強い。
上まで揚げ終わるとひと汗かきました。檜垣さんホントにご苦労さんです。
早く茶館を開店できるように頑張ろう。

02年11月12(火)
 朝から関空へ通関と出庫の手続きに行きました。いつもながら空港橋の1730円の通行料は高い。
まず厚生省の出先に茶葉と茶器の書類を提出する。
ここは普通、短い時間で済むが税関の細かい書類が大変、署の方に細かいアドバイスを頂いてなんとかOKを頂きました。昨年のテロ事件後は検査が厳しい。夕方5時を過ぎると7000円の追加料金を取られます。
その後、税金を払った後、出庫に運送会社まで行く訳ですがそこでかなり待たされることがあります。
今日は一日で終えました。
 今夜煎茶教室の日ですが、はナンバーアイ社長の坂井さんを招いてのインターネットビジネスについての勉強会に出席しました。
坂井さんのお話ではインターネットビジネスで成功するのはかなり難しいとの事、集まった方も成功者は少ないようだ。坂井さんは釣りが好きで、マンボウなるサイトで大成功されたのだが魚を食べないとは会うまで知らなかった。
しかし、坂井さんをはじめ、酒を飲まない方が氷いりの
あの「ウーロン茶飲料なるもの」を飲んでいたので、おいしい烏龍茶を飲んで頂きたいなあと、最近は強く思うようになりました。
02年11月13(水)
 昨日車より降ろしたダンボール箱より、茶葉と茶器を取り出しチェックする。
まず、茶葉を個別の大袋に梱包し、作家物の茶壺33個を証明書と照合し確認する。
 茶壺の価値と証明書の体裁とは関係無い様だ。
この事はネット販売ではチョット問題かもしれない。
夜、床についてから夜中の3時頃に目を覚ますと、茶壺の箱を開けてまた一品、一品手にとって眺めてしまう。
すばらしい。はやく店に並べたい。ネット販売では価値を伝えるのにどうするかはこれから研究しよう。

02年11月14(木)
 今日は大阪産業創造館でご指導いただいているセミナーの日です。
まづデジガメの講座、茶葉の写真は色の再現が難しいが、今日の講座では自然光をうまく活用する事がポイントだと解りました。茶器もなんと美しく撮れることか!、夜型を改め昼の窓際で撮影しよう。
 その後はコピーライティングの講座、ネットでの文章はみんな読んでいないなんてショックでした。
それだけ、気を配ったライティングが必要なんですね! これからは気持ちを改めて取り組みます。
でも、講師の方は両講座ともとても誠実で気配りの出来る方だと思いました。
そういう方なら良いページやメールも出来るはず、今日は目からウロコ。

02年11月15(金)
 今晩は中国語教室の日ですが月一度の「梁山泊研修」に参加することにしました。
 内容は今後の事業計画の発表です。私はネット販売に加えて実店舗の開設について発表しました。
 実店舗の開設について尽力してくださった伊藤様は飲食店を来月オープンされるとのこと。
私も来月中にはオープン出来る様にしたい。

02年11月16(土)
 中国出張の疲れも取れたようで今朝は早く起きました。外出の予定は無いので引き伸ばしにしていた「ISDN」の配線・設定をする事にしました。
毎度の事だがCDROMの入力も配線もうまくいかず、ターミナルアダプタのメーカーのNTTに電話すると休み。大企業は羨ましい。次にプロバイダーに電話して設定の指導をしていただく。
 やはりうまくいかないので、プロバイダーに電話して確認すると、ターミナルアダプタに問題があるのではとのこと。NTTは休みなので月曜日までダメか… アセリ

02年11月17(日)
 久々の日曜日、先週は中国出張の強行で日曜はなしで今朝はゆっくりおやすみです。
でもインターネットがやりたく、起きるとさっそく「ISDN」の回線作業にとりかかる。
 解説書を見たり、パソコンやターミナルアダプタをさわってみたり、あげくは配線を買った「ミドリ電化」に電話する始末。最後は解説書を枕元に寝る。今週も庭の始末は出来ず。

02年11月18(月) 
 朝からNTTに電話する予定でしたが、パソコンの配線を普通の電話に替えてメールを見るとイッパイ。
 まづメールのかたずけから一日が始まる。昼近くまでかかり、NTTに電話したのは午後、でもなかなか通じません。ほんとに何時間もかけても通じません。始めは電話を耳にメールを見ていましたが、最後は将棋のゲーム。
やっと通じてUSBのコードが原因だと解りました。さっそく、ミドリ電化まで買いに行き配線するもダメ、また明日…

02年11月19(火)
 ボーフラとはオランダ語でカボチャのことだそうだ。黄檗山万福寺これは中国福建省と全く同じ名称、今日の煎茶教室は驚くことが多い。中国出張などで二回も休んでしまったが、煎茶は中国茶とつながりが深いようです。
次回は五福茶という山椒・梅・豆・昆布を番茶で煮て煎れる茶を教えていただける。
 中国ではこの種の茶はよく飲まれるが日本で知るのは煎茶教室が初めてです。次回は何とか出席しよう。

02年11月20(水)
 今日のパソコン操作はなんとなく気持ちがいい。実はきのう「ISDN」に接続を変えたのです。
 今では「ADSL」が主流ですが忙しくて工事はだいぶ前に済ませていたのですが設定を終えたのは昨日になってしまいました。
これからはもっとマメにホームページの更新、メールを「ヤッテイキマース」

02年11月21(木)
 アッ、モグラだ…千早赤坂村の名倉さんの家に行った時に家の前にモグラの死骸が有りました。
 家の前は菜園になっていて、作物を荒らすので御用となったそうです。その菜園で採れたトマトを袋いっぱいお土産にもらって食べて「ウマイ」、名倉さんの所へは茶館の入り口に掲げる板に「相高茶荘」の銘をいれて頂く為にお訪ねしました。
 茶館に飾る時計入りの壁掛けや置物は名倉さんの作です。
今日、名倉さんから作品が完成しましたと電話が有りました。こんどの土・日は外出の予定が有るそうで早いうちに取りに行こう。

02年11月22(金)
 ネットで売り出す茶葉をデジガメで撮影しました。先生に教えていただいたように自然光で撮影するととても美味しく撮れました。これでは以前の画像を撮りなおそうかと感じてしまいますが、画像にはリンクがあったりして貼りなおすのは大変です。ガッカリ…
 窓の向こうは建物があって、初冬の今の時期は午後3時30分を過ぎると日陰になるので時間が限られる。
でも気が付いた。二階で撮影すれば良いのだ、今頃気が付くとは… 今後はすぐにアップを心がけます。

02年11月23(土)
 駅前のカメラ店から部品が届きましたと電話がきのう入ったので今日取りに行きました。
部品とはレンズのキャップのことです。
キャップはよく落とします。愛用のデジガメ「ニコンクールピクス950」のレンズはとても小さくこれで2回目です。
ついでに今度の中国出張のときに撮った写真を引き取る。茶館の写真が良くない。
一眼レフの調子が悪かったのでコンパクトカメラで撮ったのだが室内の写真は画面に収めるのは難しい。
日本に帰ってカメラを調べるとレンズとボデイとのひねってハメル部分のわずかかズレが原因と判明しました。
でも人物などは大きいか小さいかだけなので問題無しです。

02年11月24(日)
 今日はホームページに載せる新商品の茶葉の写真を撮りました。
日が短いし、一度にたくさん撮っても後の処理も時間がかかるので半分残し、商品ページの作成にかかりました。
はやく茶器の画像も撮影したいです。

02年11月25(月)
 今日も、きのうに引続き茶葉の画像を撮影しましたが、少し早めにきりあげ趣味の金魚の撮影をしました。
これはなかなか難しいのです。動き廻るし、水中の物なので水面の反射も有ってうまく撮れないことが多い。
でも「日本Web らんちゅう会」への投稿も今期は最後が近いので、今日のうちになんとか撮影を終了しました。
さて、投稿した時の評価が楽しみです。

02年11月26(火)
 早朝より金魚の撮影をしています。というのも昨日の撮影は日暮れが近かったので、日が届くように金魚の入った洗面器を上に上げた為に焦点が近すぎてボケていたのです。
 以後は仕事…残りの茶葉、龍井茶と鉄観音を撮影しておしまい。なるべく早くページに載せます。金魚でもう一つ、茶館に置く大型水槽を観賞魚の店に見に行きました。ウーム…、茶館に置けるような体裁の良いのは5〜8万円する。器具とセットで10万はかかりそうだ。

02年11月27(水) 
 パソコンの前で何やら一心不乱に仕事をしている。実はオークションに没頭しているのだ。
 獲物は茶館に備える椅子と水槽です。水槽は新品同様の超美品が何と1万4千円、残り時間は本日午後10時まで、必死にこれに食らいつき、1万7千円で独走体制となる。出品者が大阪市内なので、こちらから取りに行き支払いも済ませればよいのではとメールをすると、「こちらも助かります」とすぐ返事が来ました。
あと3分…、何やらメールが入っている。見ると、もっと高値を付けた人がいます。
慌てて入札を試みましたが「オークションは終了しました。」の画面となる。残り時間の表示は正確ではないようだ。残念、最高値で落札した人は入札履歴で最後の10分位に登場した人で、一発必中を狙っていたようだ。
オークションは初めてなのでマッ仕方ないか?、椅子の方は無数にあり、的を絞るのが大変です。

02年12月01(日)
 今日は遊びの日です。年に2回の金魚の素人競り市が大和郡山である日です。朝に少しパソコンをさわって昼前にはクルマでお出かけです。久々のルンルン気分です。
 師走のせいか車が込んでいて、競り市に少し遅れて私の番号は104番でした。すでに100人以上の参加者です。
本日の成果は土佐金二尾とらんちゅう一尾でした。
茶館の水槽にはこの土佐金を入れよう。
セリはタイミングが難しく惜しい思いを今日もしました。
毎回の事ですが、ここで会う人は初めて会う人なのに、その場で打ち解けて話しがハズムのは慌しい世相の日々の中でのオアシスです。
趣味は持つもので、残していきたいものです。

02年12月03(火)
 煎茶の教室も久しぶりで参加しました。飲んだ煎茶と和菓子が何と美味しかったことか、実は昨夜は一睡もしていないのです。やはり、茶は体に良いからこんなに美味しいのでしょう。
 煎茶教室に参加している人が私のホームページを見てくれているとの事で、茶の好きな人は中国茶にも興味が有るようです。茶壺の話しもされ、なかなかお詳しい。はやく、茶器のページを作らねばと思うが体が(頭も)いくら有っても足りない。

02年12月04(水)
 大阪産業創造館でネットビジネスの指導をして頂きました。ネットの仕事は時間がかかるので、茶館をオープンさせる事を優先させてはとアドバイスを頂きました。しかし、あと少しホームページを充実させて、それから茶館のオープンへ向けて全力で取り組む所存でございます。どうか皆様、ホームページ並びに茶館をお楽しみにいていて下さい。

02年12月05(木)
 金剛山中千早城跡地近くの名倉さんの所に茶館に掛ける銘版を取りに行ました。
 東坂(アズマザカ)という地名ですが山道のため今日も道に迷い、少し遅れて到着しました。
 忙しいので玄関にて失礼のつもりが、ログハウス調の室内に招かれて長話となりました。名倉さんは花の栽培にも詳しく、トルコキョウや薔薇の話しをされる。
中国茶の薔薇茶(メイ瑰茶)の話しをすると、春の薔薇は無農薬なので乾燥させてハーブとして飲まれるそうだ。
 八ケ岳の柳生博さんの店で飲んだジャスミン茶の効能などから野鳥の話しに広がり、名倉さんはフクロウをモチーフとされるので聞いたところ家のすぐ裏には大きなフクロウが巣をつくるそうで近くにハイタカなどもいるそうです。
 さて、仕上がった銘版は注文の時の打合わせではパソコンの文字を使用するとの事でしたが、それでは面白くないので手書きのイラストを掘り込んだ素晴らしい仕上がりでした。
早く、茶館に飾りたい。

02年12月06(金)
 中国語教室の講師が決まりそうです。
実は来月オープン予定の茶館で中国茶教室の他に中国語教室をしようと考えていたのです。
 今日行った中国語教室の講師の先生が茶館の近くに住んでおられるので、お願いしたところ快く承諾して下さった。まだ時間や謝礼の問題等、細かい打ち合わせが残っているが茶館での教室が目に浮かぶ。
しかし、今日も忙しくて授業に間に合わず授業に出なかったのです。
今年の講義は今日でおしまい。来年は茶館の営業が始まるともう行けないかもしれません。
 でも、マイ茶館での中国語教室はイイモノです。しかし、私は校長先生、兼、用務員さんで授業は受けられません。

02年12月07(土)
 蓋碗の撮影を済ませました。茶盤も撮影したかったですが、日も傾き光量が不足して途中で撮影中止です。とにかく茶器は種類が多く、家に置くと整理が大変です。でももうすぐ茶館をオープンできますからギャラリーとして皆様に来て頂くように館内のレイアウトやデザインを今懸命に考えております。

02年12月08(日)
 茶館の備品が一つ揃いました。それは「営業中、定休日、臨時休業の三枚の看板」です。実はオークションで仕入れたのです。110円という破格値ですが送料が390円と振込手数料が必要、電話で出品者と話しをしたところ100円ショップにも売っているとの事。
 でも他に無い墨で書いた看板は魅力です。カラオケ喫茶をしておられ方だそうで、今度オープンする茶館の下の階も店のカラオケ喫茶です。

02年12月10(火)
 ぱるる送金というのをやってみました。相高茶荘の送金方法にもありますが、店長自身はあまり使っていないのです。店長のよく使うところは郵便局と銀行が同じ場所にあるので、ATMの多い銀行を利用することになります。また、ほとんどの振込指定先は銀行です。
 でも今回の送金先は先方が郵便局が良いとのことで、ぱるるとなりました。先方とはオークションの出品者の女性の方で自宅の近くに郵便局があるとのことです。郵便局はそういう意味では市民に親しみやすい特性を持っているようなのでもっとATMを増やしてほしいです。後ろにならばれるのはストレスを感じてしまう。

02年12月11(水)
 今日はネットの仲間が集まっての勉強会の日でしたが、勉強会からひとり早く抜け出して自宅のパソコンの前でオークションです。その甲斐あってステキなシーリングライトと椅子をゲットしました。シーリングライトはアメリカ直輸入のガラスのカバーの付いた雰囲気あるものです。椅子は45センチ幅でシートも厚めの、ゆったりした個性的なデザインの茶館にピッタリの雰囲気のものです。客の回転を早めたり、狭い店内に多くの客を収容する為に座り心地の悪い椅子に慣らされがちですが、相高茶荘の椅子は店長が直々に選んだものです。

O2年12月13(金)
 母から駅まで迎えに来てほしいと電話があったので河内松原の駅までクルマで出かけました。母をクルマに乗せてから家までの途中にある熱帯魚の店で茶館に置けそうな水槽は無いかと物色するが価格を尋ねるとかなり高い、オークションはやはり安いようです。
中古品のみならずプロもだいぶ出品しているようだが、誰もがオークション等のネットで買うようになるとこのような実店舗はどうなるのだろう…、運送業者とパソコンの前で24時間座っているだけのスラム化した社会になるのだろうか…、少し不安になってしまう。そんな時代なればこそ茶館のようなアナログの仕掛けの重要性が有ると信じよう。

02年12月14(土)
 朝から久々の良い天気です。今のうちに茶盤の撮影をしましょう。デジガメを取り出して三脚にセットしようとしたところ、コンパクトフラッシュが無い。机の上その他を捜しまわる。やっと見付けて撮影を開始する。撮影をしているうちに茶盤の異常に気付く。
航空便で運ぶ時にかなりキツク、ダンボール箱に詰め込んだり、運送会社の取り扱いの為もあって、外からは見えなかったが水受け皿の変形や接合部にヒビのある物が有りました。概観と使用上の問題は無いので補修の上、オークションで難物として出品する事しました。混ざると、どれか分からなくなるので、撮影途中で補修にかかり、一品種のみ未撮影に終わる。

02年12月15(日)
 巨大水槽が決まりました。大きさは長さ120cm・幅60cmです。価格は新品としては安いですが価格は秘密、まだ内定なので支払や納品等の交渉が残っています。福建省の茶館では大きく立派な水槽をよく見かけます。アロワナなどの古代魚が多いようです。
 日本でも巨大水槽を所有している人は古代魚を飼っている人が多いようです。でも相高茶荘の水槽には店主の趣味の金魚が泳ぎます。高級金魚はアロワナよりも一般の人の目には触れないようなので茶館に来た人に感動していただけるようにしたいです。

02年12月30(日)
 今日は茶館の上の階の中国茶教室で使う椅子を仕入れました。これもオークションでシトメタ物ですがとてもしっかりしたオフィスチェアです。先生に使っていただく予定です。
 先生はホワイトボードに書く時に」立ち上がったり、後ろのホワイトボードの方を向く動作が有るので椅子の脚にコロの付いたのが良いと思ったからです。


相高茶荘 トップページへ